

『セブン』という映画が好きです。
若い頃のブラッド・ピッドがカッコいいとか(カッコいいけど)、
展開が巧いとか(巧いけど)、
ではなく、ラストの、モーガン・フリーマン演じるサマセット刑事の台詞がすごくいい。
「ヘミングウェイは言った。『この世界は素晴らしい。闘う価値がある』私は同意するよ。後半部分に」
『NO.721』は
ロクでもない奴らが、
ロクでもない世界を、
ロクでもないなりに愛して、闘うお話だなあ、
と御笠ノ氏から送られてきた脚本を読んで思った。
登場する野郎どもは、どいつもこいつも二枚目からは程遠いのに、いとおしい。
リリカル・バレット版『NO.721』の上演に向けて、
谷口健太郎は、猛然と、脚本と演出をアレンジ中。
単なる再演ではなく、谷口健太郎というフィルターを通した、
新しい『NO.721』をご覧頂けると思います。
もちろん、その『NO.721』には、
札幌の、8人のロクでもない野郎どもがみせる、愛すべき世界があるはず。
この愛すべき世界に、多くの人に触れて欲しいと思います。
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リリカル・バレット 6th SHOT
『NO.721』男は目を覚ました。
そこには、誰もいなかった。
何度も何度も繰り返し、ここは何度目の世界なのだろうか。
ピエロも人喰いも殺人犯も、今はもうどこにもいない。
ふと、傍に居た少年が語りかけてくる。
「男にはね、泣いてもいい時が三つあるんだ」
東京の人気演劇ユニット、時速246億が上演した演目を、札幌の
演劇ユニット、リリカル・バレットが大胆にアレンジ!
リリカル・バレット初の、既成脚本。
挑戦の6thSHOT!
■ 脚本:御笠ノ忠次
■ 演出:谷口健太郎
■ 出演:
深浦 佑太(ディリバレー・ダイバーズ)
櫻井 保英(yhs)
隅田 健太郎(yhs)
山崎 孝宏
重堂 元樹(演劇公社ライトマン)
山田 マサル
小野 優(LAUGH LAMP)
谷口健太郎
■ 2012 年 11月
2日(金) 20:00
3日(土) 14:00 / 19:00
4日(日) 13:00 / 17:30
* 1日(木) 19:30 公開ゲネプロ
■ 演劇専用小劇場BLOCH
札幌市中央区北3条東5丁目5 岩佐ビル1F
サッポロファクトリー3条館 北洋銀行北むかい
■ チケット:
前売/当日 2,000円
* 公開ゲネプロ 1,500円
★ チケット受付 ★
http://6no721.seesaa.net/article/288226124.html■ information:
twitter:@l_bullet
http://6no721.seesaa.net/☆ 予告編動画 ☆
http://youtu.be/zYONw7OnmBA